くまモン県のブログ

Kumamoto Surprise!

【宇土の絶景】長部田海床路の秘密に迫る

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こんにちは、くまモン県です^ ^

 

長部田海床路(ながべたかいしょうろ)という海へと続く道はご存知でしょうか。 熊本県民ならば知らないと恥ずかしいくらいまで有名になりましたね。

では、この海へと続く道は何のためにあるのか、なぜこのような現象が生じるのか知っていますか??

 

今回は、長部田海床路の知られざる秘密について書いていきます。

 

 

目次

 

 

長部田海床路とは?

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@s3877hiroyuki
 

▲海へと続く不思議な道

熊本県宇土市にある海へと続く道です。干潮時は道が現れ、満潮時には道が沈みます。
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@yossi0212
 
▲道が沈んでいきます

 

 

この道は何のためにあるのか

この道の先端には、漁師さんの船が停まっています。というのも有明海に面する宇土市では、海苔の養殖が盛んで、漁師さんが作業するために使われます。

この道は漁師さんのみ通行可能で、一般車両は通行不可となっています。

 

 

なぜこのような現象が生じるのか

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@kobutachan531
 

▲絶景ですね!

もちろん潮の満ち引きによるものですが、その答えはもっと深いところにあります。有明海の性質として干満差(満潮と干潮の潮位の差)が激しく、満潮時と干潮時での潮位が大きく違います。そのため、道が沈むという現象が生じるのです。

 
同じ有明海に鎮座されるこちらの海中鳥居「大魚(おおうお)神社」でも同様のことが言え、満潮時には鳥居の半分以上が沈みます。
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@zuminoff
 
佐賀県にあります
 
また同じ宇土市にある御輿来海岸の砂紋もこの有明海の性質が関係しています。
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@m_naoya_photos
 
有明海サイコーやね
 
 

見どころ

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@saw.c

 

▲向こう側は雲仙普賢岳

雲仙に沈んでいく夕日は美しいです。

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@saw.c
 

▲風のない(波紋が立たない)日はリフレクションが撮れます

まるで鏡のようですね。
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@couzip
 

▲夜は電柱に照明が灯ります

水面に映る光の柱が綺麗ですね。
 
 

小ネタ

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@kumamon_ken
 

▲漁師さんたちは海床路(かいしろ)と呼びます

現在の長部田海床路の電柱は、クラウドファウンディングにて建て替えられたものです。
2017年7月4日に熊本県を襲った台風によって6本の電柱が倒れてしまいましたが、長部田を愛する方々の手によって復活を遂げました。 
 
 

まとめ・駐車場情報

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@m_naoya_photos

 

いかがでしたでしょうか。地元の方しか知らないような情報をまとめてみました。

これを見た方は、長部田海床路博士になれます。さぁ、絶景を見に行きましょう!

 

長部田海床路

住所:熊本県宇土市住吉町

営業時間:ー

駐車場:無料